花火トリビアクイズ
大曲の花火
大仙市では花火が上がるイベントがどのくらい開催されているでしょう?
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 四季(春夏秋冬)ごとに1回ずつ
答「c. 毎月」
花火のまち大仙市では、毎月どこかで花火が上がるイベントが開催されています。
はなび・アムでは開催日までのカウントダウンとともに花火暦をご覧いただけます。
日本の花火は世界の他の国で作られている花火と比べて特別な特徴を持っています。それはどんな特徴でしょう?
- 次々と色が変化すること
- 真ん丸で色が変化すること
- 真ん丸なこと
- 特別なことはない
答「b. 真ん丸で色が変化すること」
丸く大きく均一に開き、かつ色を変化させながら広がる花火は、世界でも類を見ない日本の花火の特徴です。花火は夜空で開花し燃え尽きるまで数秒の命、はかなさに美を見いだす日本人ならではの感性がなせる技です。
はなび・アムでは世界に誇る日本の花火について紹介しています。
打ち上げ花火で一般的な丸く開く花火を割物と言いますが、そのうち芯と外輪の2層を描く花火のことを何というでしょう?
- 芯物(しんもの)
- ポカ物
- 吊物(つりもの)
- 曲導(きょくどう)
答「a. 芯物(しんもの)」
打上げ花火は大別すると「割物」「小割物」「ポカ物」に分類されます。また、花火玉が上昇するときにさまざまな効果をみせるアクセサリー的な「曲導」が付いたものを「昇曲導付」といいます。
はなび・アムではこのほか「仕掛花火」や「おもちゃ花火」の紹介や、花火の名前「玉名(ぎょくめい)」と花火の種類との関係について解説しています。
花火の花弁になり光や色を発する火薬の粒を何と呼ぶでしょう?
- 種
- 雷
- 蛍
- 星
答「d. 星」
この「星」の作り方によって、花火の光が尾を引いたり、色が変化したりします。花火の種類によって、星の基となる薬剤や大きさが変わります。
はなび・アムでは薬剤の配合、星の造粒、乾燥、玉込め、玉貼りといった花火ができるまでの流れを映像とともに解説しています。
10号玉(一尺玉・直径約30cm)の花火玉が打ち上げられたとき、上空ではどのくらいの大きさに開くでしょう?
- 3m(10倍)
- 30m(100倍)
- 300m(1,000倍)
- 3000m(10,000倍)
答「c. 300m(1,000倍)」
約1,000倍もの大きさに開く花火。花火玉に込めた小さな星々のわずかな誤差も千倍に拡大されるため、花火師には日々の丹念な仕事が求められます。
はなび・アムでは本物の重さを再現した花火玉模型を実際に触れて持ち上げてみたりしていただけます。重さが10kg近くある10号玉や、かわいい3号玉、5号玉をぜひ持ち上げてみてください。
花火の歴史
日本に花火の原料である黒色火薬が初めて伝わったのは16世紀の戦国時代でした。どのような形で伝わったのでしょう?
- 爆弾
- 鉄砲
- 線香花火
- 打上花火
答「b. 鉄砲」
1543(天文12)年にポルトガル船によって種子島に鉄砲(火縄銃)が伝来したことが、日本へ黒色火薬が伝わった始まりとされています。当初は鉄砲のほか合戦の合図「のろし」として主に使用されましたが、江戸時代に入り太平の世の中で花火での使用が広がっていきました。
花火文化の発展の歴史をはなび・アムでご覧ください。
花火大会のルーツは、8代将軍徳川吉宗があることを祈願して花火を打ち上げたことが始まりと言われています。そのあることとは何でしょう?
- 米の豊作
- 幕府の繁栄
- 死者の追悼
- 恒久平和
答「c. 死者の追悼」
1733(享保17)年に、前年全国的な飢饉と疫病の流行により多数の死者が出たことから、将軍徳川吉宗が慰霊と悪疫退散を願い両国川開きの日に水神祭を行ったのが始まりと言われています。今では大小合わせて約5,000もの大会が日本全国で開催されています。
はなび・アムでは花火の歴史をご覧いただけるほか、現在全国で開催されている主な花火大会を紹介しています。
「大曲の花火」はいつから始まったでしょう?
- 戦国時代
- 江戸時代
- 明治時代
- 昭和時代
答「c. 明治時代」
大曲では諏訪神社の祭礼に奉納花火の打ち上げが定着していましたが、1910(明治43)年に祭典余興を盛り上げようと県外の花火師も集めた「第一回奥羽六縣煙火共進会」が開催されたのが「大曲の花火」の始まりです。
始まりから100年以上を経て70万人以上が観覧する大会となった「大曲の花火」の歩みをはなび・アムでご覧ください。
2000年に「大曲の花火」において、花火の競技大会としては日本で初めて創設された褒賞は何でしょう?
- 審査員特別賞
- 大会会長賞
- 通産大臣賞
- 内閣総理大臣賞
答「d. 内閣総理大臣賞」
「内閣総理大臣賞」は2000(平成12)年に「大曲の花火」で初めて創設され、現在は大曲と土浦でのみ授与される花火業界における最高の褒賞です。
はなび・アムではこれまでの内閣総理大臣賞の受賞者を紹介しています。
「大曲の花火」が発祥の「創造花火」。既成概念にとらわれない花火として生み出されましたが、その既成概念とは何でしょうか。
- 花火は儚いもの
- 花火は丸いもの
- 花火は上がるもの
- 花火は光るもの
答「b. 花火は丸いもの」
創造花火とは、「花火は丸いもの」といった既成概念にとらわれない、創造性、独自性、斬新性の高い速射方式により打ち上げられる花火のことです。「大曲の花火」元大会実行委員長の故佐藤勲氏が発案しました。
はなび・アムでは佐藤勲氏の功績を紹介しています。
1987年に「ベルリン市制750周年記念式典」で大曲の花火を打ち上げた際、団長だった故佐藤勲氏が語ったこととは何でしょう?
- 空には壁が無い
- 浸っている暇など無い
- 一歩一歩上がっていかなきゃいけない
- その時その場所でしか見られない
答「a. 空には壁が無い」
ベルリンが東西に壁で隔てられていた当時、佐藤団長は「ベルリンの地上には壁があるが、空には壁がない。西の方も東の方も日本の花火を楽しんでください」というあいさつし、翌日の地元新聞のトップ記事として取り上げられました。それから2年後の1989年、ベルリンの壁は崩壊しています。
はなび・アムでは当時の新聞記事を紹介しています。